Glad Påsk(Happy Easter)!
- 2015.04.02
- スウェーデンライフ
Hej!
4/5(日)は、イースター(復活際)ですね。
スウェーデン国民の多くはキリスト教なので、イースタはクリスマス同様に
家族でご馳走を食べてお祝いします。
ということで、スウェーデンのイースターについて少し書いてみたいと思います。
といっても、スウェーデン以外でイースターを経験したことがないので、独自のものなのか
一般的なのかはわかりませんが(あしからず)、スウェーデンだけのものではないかと
思われるものをいくつか挙げてみたいと思います。
*その1:イースターの花”Påsklilja/ポスクリリヤ”
イースターが近づくと、これでもかっ!というくらいあちらこちらで販売される
”Påsklilja/ポスクリリヤ”(イースターのゆり)。
日本語名はラッパスイセンというようです。
なぜ、”イースターのゆり”という名前がついたかというと、4月から5月にかけて、
つまりイースターと同時期くらいに花を咲かせるから。ということに由来しているそうです。
この花は小ぶりなので、寄せ植えにして楽しむ事が多いですね。
*その2:カラフルな羽
にわとり・たまご・うさぎ等々のイースターならではの飾りの他に必ずある、色とりどりの羽。
これを白樺の枝につけて(私は庭で適当に見つけた枝につけましたが(笑))
玄関先や玄関の外、家の中等々の場所に飾ります。
好みでこの枝にイースターに関係のあるオーナメントもプラス。
*その3:Påskkärring/ポスクシャーリング
直訳するとイースターのおばちゃん。訳してしまうとなんかしっくりこないというか
微妙に意味合いが違うような・・・私の語彙力の乏しさがこういうところに出てしまいます・・・。
ハロウィンのように、子供達が魔女に仮装して家々を回ってお菓子をもらいます。
男の子も魔女の男版に仮装したり、着ぐるみ着たりして仮装します。
写真を探したのですが、個人的なものばかりのようでお借りするのも躊躇われたので、
興味があれば、googleの画像で「påskkäring sweden」と検索してみて下さい。
何故仮装するのかというと、(ウィキペディアより)
19世紀後期のスウェーデンにもイースター・バニー(イースターエッグを運んでくるウサギ)の
概念は伝わったが、その習慣が根付くことはなかった。
むしろイースター・バニーのスウェーデン語「Påskharen/ポスクハーレン」の発音が、
「イースターの男」「イースターの魔法使い」を意味する「Påskkarlen/ポスクカーレン」と
よく似ていたため、20世紀初期に、イースターの魔法使いが卵を持ってくるというスウェーデンの
伝統が確立した。イースターの魔法使いは異教の習慣にふさわしいシンボルとみなされ、
スウェーデンでは現在も、イースターに子どもたちが魔女の仮装をする。
いかがでしたか?少しは雰囲気伝わったでしょうか?
我が家もお菓子の準備はバッチリです♪可愛い魔女達、来てくれるといいなぁ。
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