Midsommar
- 2015.06.21
- スウェーデンライフ
Hej!
昨日6/19はmidsommar/ミッドソンマル(夏至祭)でした!
雨には降られなかったものの、本格的な夏が始まるにはふさわしいとは言い難い
お天気でした
スウェーデンでは、夏の訪れをお祝いします。それが夏至祭。
毎年6月19日から26日の間の、夏至に最も近い土曜日とその前日の金曜日の2日間が
祝日になります。
スウェーデンの夏至祭では、町や村の広場に準備される
Midsommarstång/ミッドソンマルストン(夏至のポール)にお花や木の葉で飾り付けをし、
このポールの周りを輪になって歌いながら踊ります。民族衣装を着ている人もいれば、手作りの
花冠をかぶる女性もいます。この夏至際の夜、7種類の草花を枕の下において寝ると恋が叶うという
言い伝えもあります。
民族衣装を着てダンスを披露する人
輪になって踊っている様子
Midsommarstång(夏至のポール)
伝統的な夏至際を楽しむために、スウェーデンはダーラナ地方レクサンドという街に
沢山の人が訪れます。普段は静かな田舎街ですが、この時ばかりは沢山の人で街は賑わいます。
私も一度は伝統的な夏至祭を見たかったので、一昨年はレクサンドに行ってみました。
民族衣装を着た人たちがボートで川を下ってきて、その後楽器を弾きながら街の中を
パレード。飾りつけられた夏至のポールを伝統的な方法でゆっくりゆっくり立ち上げる。
伝統的なダンスに音楽、そういったものを見ることができました。
ものすごい混雑振りでしたが(日本でいう花火大会並の混雑とでもいいましょうか)、
一度は見る価値があると思います。スウェーデンの文化の一つですからね。
今年は、旦那さんの実家の地区で行われた夏至祭に行ってきました。小さい街なので、
こじんまりとしていましたがそれはそれで良い感じでした。
(上の写真は、実家の地区の夏至祭の様子です)
せっかくなので、私も旦那さんのおばあちゃんに手伝ってもらって花冠作ってみました!
お花を摘みすぎたのか、ボリュームたっぷりの花冠に仕上がりました(笑)
そして、夏至際といえばニシンの酢漬けと新じゃがが欠かせません!それと、いちご。
この日に食べられるいちごは”スウェーデン産”というこだわりがあるようです。
このスウェーデン産のいちごも夏の訪れを代表するものの一つなのかもしれませんね。
毎年夏至祭の前に、旦那さんの会社から沢山のいちごをいただきます。実家に持っていき
みんなで美味しくいただいたのは、言うまでもありません。
天気に恵まれた、良い夏が訪れますように!
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