スウェーデンで働く
- 2015.09.06
- スウェーデンライフ
Hej!
少しずつ、秋の気配を感じ始めたスウェーデンです。
日の出は6時ちょっと前、日没は19時半頃。最高気温は15-18℃、最低気温は7-10℃。
気温だけ見ると、秋とはいえかなり寒い感じがしますね。
さて、今日はスウェーデンでの働き方について少しお話したいと思います。
※私が知っている範囲ですので、全部の仕事・職種に共通するかはわかりません。
・正社員=1日8時間、週5日勤務ではない。
週40時間(フルタイム)働く人もいれば、20,30時間の人もいる。
契約により、勤務時間は人それぞれ。
仕事を得られたとしても、フルタイムで働けるかどうかは勤務先次第。
・”Vikarie”という「仕事代理人システム」の存在。
社員が欠勤する際、その人の代わりに仕事をする。というシステム。
資格・経験が必要な職種もあればそうでないものもある。
私はこの代理人システムを利用して、市内にある公立の保育園仕事をしています。
市が運営する代理人システムに登録をしているので、どこかの保育園で人手が
必要な時に連絡が来て、指定された園に行きます。
事前に仕事が決まっている時もありますが、そうでない場合は当日の朝に連絡が来ます。
私は無資格&無経験でしたが運良く出だしから定期的に仕事に行けて、更に運良く8月から
1つの園(しかも、家の近所!)でフルタイムで働いています。
ただし、あくまで”代理”なのでこのフルタイム勤務がいつまで続くかは分かりません。
友達の1人は老人ホームで、また別の友達は清掃会社でVikarieをしてます。Vikarieから
正社員になれる可能性は少なからずあるんです。正社員になるのは、スウェーデンもなかなか
大変なのです。このシステムにて働いているのは私のような移民だけではなく、スウェーデン人
もまた同じです。就職難は日本同様ですから。
何はともあれ、正社員でなくても仕事にありつけるのはありがたいです。
・”praktik”という「研修期間」の存在。
※全部の職種に共通してるかは分かりません。
会社側が新規採用者の試用期間として1.2ヶ月このスタイルを取る事が多い。
働く側としては仕事の様子を把握できる期間、ブランクが空いてしまった人
には仕事感を取り戻す期間になる。
ただ、この間給料は支払われない。その代わり保険庁から”2~3千円/日×勤務日数”が
支払われる。
私は無資格・未経験ですが、老人ホームでの仕事に少し興味があったのでPraktikしてみました。
どのように働くのか様子を知ることが出来て、いい経験になりました。
・重要なこと
それは・・・コネがあるかどうか!「えっ!?何それ?今の時代に?」って思いますよね(笑)
スウェーデンは意外にもコネ社会だったんです。コネが有るのと無いのとでは雲泥の差。
私のような移民にはとても縁の無い話(泣)地道に行くしかないんです。
あ、でも昨年の夏は2週間ほど、義母の働く保育園でVikarieとして働けました。
これはコネ以外の何でもないですね(笑)
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