結婚式のおはなし「5ステップだけで得する結婚式費用の節約術」
- 2018.12.06
- コラム(ブログ・読みもの)
- ブログ, 結婚式のおはなし
元ウェディングプランナーとしての経験を活かし、花嫁様にこっそり伝えたい役立つウェディング情報を「結婚式のおはなし」として発信しています。
また、ウェディングプランナーを退職後に、お金の知識を得るためファイナンシャルプランナー科を修了(職業訓練校にて)しました。お金に関するお得な情報もお伝えしていきます。
【花嫁様必見】結婚式費用節約の5ステップ
結婚式は、ちょっとしたコツを知るだけでずいぶんと節約が可能です。
幸せの笑顔あふれる結婚式になりますように、少しでも花嫁様の参考になれば幸いです。
少しずつの更新となってしまいますが、以下の順に節約術をご紹介していく予定です。
ステップ1:結婚式場見学に行く前にやっておく事
ステップ2:結婚式場選びの節約術
ステップ3:結婚式は値引き交渉できる?見積もり・契約で節約術
ステップ4:アイデア次第の節約術
ステップ5:衣装の節約術
ステップ1:結婚式場見学に行く前にやっておく事
結婚式を挙げる事が決まり、まずは何をしますか?
「結婚式情報誌を買う」「結婚式情報サイトを見る」のは、とってもいいと思いますが、「結婚式場をデートがてら見に行ってみる」は、あまりおすすめ出来ません。
全く結婚式の知識がないままデート気分で結婚式場に行ってみると、親切で優しいプランナーさんがあれこれとお話しをすすめてくれます。
なんだか気持ちも盛り上がり、楽しい気分のうちに契約なんて嘘みたいな話が…実際に、プランナー時代に目にすることがありました。
決して、お2人が悪いわけでもプランナーさんが悪いわけでもありません。
いちばん最初に行った結婚式場で、お2人と気の合う最高のプランナーさんに、もしくは、最高の結婚式場に出会ってしまっただけです!
それもまた、素敵な運命的なご縁だと思います。
でも、残念ながら「お得」とは言い難いようです。
それでは、ここからは「結婚式場見学に行く前にやっておく事」をご紹介していきます。
「ウェディングノート」を準備する
「結婚式場見学に行く前にやっておく事」は、ウェディングノートを準備することです。
ウェディングノートをご存知ですか?
ウェディングノートとは、お2人の結婚式のイメージを具体的にして、スムーズに結婚式の準備がすすむためのノートです。
結婚式の後は、想い出の詰まったお2人だけの記念のノートが出来上がる楽しみもありますね。
まずは、ウェディングノートを作ってみる事からスタートです。
市販のウェディングノートもありますが、1番のおすすめは「ルーズリーフタイプ」です。
気になったことや大切なことをどんどん増やしていけるのがポイントです。
インスタグラムでも、先輩花嫁様たちがとても参考になるウェディングノートを公開してくれています。
「#ウェディングノート」で検索してみてくださいね。
photo by @223wd
photo by @aya_wed121
気なるウェディングアイテムを、切り抜いたりメモしていくと、自分の好みや理想のウェディングが明確になってきます。
ご新郎様やプランナーさんにも、きちんとイメージが伝わるのでストレスも少なくなりますね。
では、まず何から書き始めればよいのか…
書き出す内容をご紹介していきます。
1.挙式日の候補日を挙げてみよう
ウェディングノートに、最初に書く事は「挙式の候補日」です。
お仕事やご親戚の都合の良い日、お2人の記念日でも素敵ですね。
季節や時期は、いつがいいですか?
大安・友引などの六輝と呼ばれている暦も気になりますか?
「六輝」とは、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つが繰り返されている暦注のひとつです。
結婚式で言うと
・大安、友引→午前・午後どちらも縁起が良い
・赤口→午前11時~午後1時なら良い
・先勝→午前中が良い
・先負→午後が良い
・仏滅→あまり縁起の良い日とは言えない(ご新郎ご新婦を含めご家族、ご親戚も六輝があまり気にならないようであれば仏滅も意外と狙い目であったりします。)
まずは、お2人で候補日をいくつか書き出してみましょう。
2.どこで挙式をするか考えてみよう
次は、結婚式を挙げる場所を想像してみましょう。
海の見えるチャペル、みどりの美しい教会、想い出のある神社、海外、交通の便の良い都心のホテルなど色々とあります。
ホテルやレストランでの結婚式の場合は、毎年2人で結婚記念日のお食事が出来るなどの想い出の場所になりますね。
お2人の挙式のイメージを書き出してみましょう。
3.招待するゲストは何人になるか数えてみよう
招待するゲストは何人くらいになりそうですか?
ご親族、会社の方、ご友人などお互いに何人くらいになりそうか、おおまかで大丈夫ですので人数を書き出してみましょう。
ゲストの人数によって、披露宴会場が決まってきますね。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ」によると、招待するゲストの平均は69.4人でご親族が年々減少傾向にあるそうです。
また、ご出身の地域によっても差があります。
東北では、平均100.6 人と招待するゲストが多く 東海では、平均60.1人とゲストの人数が少ないようです。
現在では、家族とペットと親友だけのアットホームな結婚式を選ぶ方も増えています。
4.予算を考えてみよう
楽しい気分から一気に現実的になってしまう「予算」ですが、賢い花嫁様になるためにここがいちばんの腕の見せ所かもしれませんね。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ」によると、挙式、披露宴・披露パーティ総額の平均は357.5万円だそうです。
約360万円と聞くとなかなかの高額ですが、同調査によるとご祝儀総額の平均は232.8万円。
挙式、披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額の平均は142.8万円となっています。
そして、こんな結果も記載してありました。
挙式、披露宴・披露パーティの費用として、親・親族から援助があった人は70.7%。援助があった人の援助総額の平均は174.5万円。
自己負担額の142.8万円より、援助額のほうが金額が多いのですね。
あくまでも、これは調査結果なので参考程度にとどめておき、援助の有り無しも含め結婚式の予算を書き出してみましょう。
まとめ
「ウェディングノート」に
・挙式日の候補日
・挙式する場所
・招待するゲストの人数
・予算
が、書き込まれましたね。
このウェディングノートをもとに結婚式場情報誌や結婚式場情報サイトを見て下さい。結婚式のイメージが絞られてきます。
つまり、「結婚式場見学に行く前にやっておく事」とは、漠然としていた結婚式のイメージを見える化するという事です。
ステップ2:結婚式場選びの節約術
「ウェディングノート」が完成したお2人は、もう地図を手に入れたようなものです。迷うことなく、最高に素敵な結婚式へのゴールへと進んでいけますね。
次は、式場選びの節約術についてご紹介していきます。
たぶん、あまり大きな声で言ってはいけないと思うのですが、一番節約になるので、個人的に最初にやってほしいと思うことは
1.友人や近い親戚にウェディングプランナーがいないか見渡してみよう
私自身も、3人の友人の結婚式を担当しましたが、それぞれかなり格安価格で結婚式をお手伝いさせていただきました。
もちろんお得になる事は全て伝授し、手配しました。
たぶん、これが結婚式節約術一番の近道かもしれませんね。
ここだけの話、あまりにも裏ワザを使いすぎたので会社には少し嫌な顔をされてしまいましたが…
友人の友人や、遠い知人や遠い親戚のように面識も無いようなプランナーさんは、おすすめしませんのでご注意下さい。
ご友人の中にウェディングプランナーがいた!という方、おめでとうございます。
しかし、その友人の勤めている結婚式場が好みではない場合や宿泊、アクセスが悪いなどのケースもありますので、どこの式場で働いているか分かったらまずは、ネットなどで調べてみて下さい。
ただし、これだけは絶対にやらないで欲しいのがプランナーの友人に内緒で、その式場の見学やブライダルフェアに参加してしまう事!!これをやってしまうと、内部事情により、友人パワーが使えなくなることがあります。ぜひ、お気をつけ下さい。
手順をまとめると、以下のとおりです。
①友人の中にウェディングプランナーがいないかチェック
②どんな式場か、インターネットで調べてみる
③友人に連絡し、式場見学をお願いして検討する
「友人や親戚にウェディングプランナーがいなかったよ」と、言う方もまだまだ節約は可能です!安心して次のステップへお進み下さい。
2.結婚式場総合サイトやホームページ、雑誌をみて情報収集してみよう
「結婚式場」「結婚式」と検索すると沢山の情報を得ることができます。ウェディングノートをもとに検索すると、式場も絞れてきますね。
雑誌を購入してみるのもいいですね。最近では、付録がとても良いものもあるのでおすすめです。
少し話を脱線しますが、「ゼクシィって、なんであんなに安いの?」よく聞かれる質問です。
あの厚みと付録もついて300円!かなり安いですよね。
結論から言いますと「広告を集めた雑誌だから安いのです」
結婚式場は、高額な広告料を支払って掲載しています。リクルートさんの素敵な営業さんと掲載する内容も写真も全て練り上げて作っています。
と、言うことは式場の良い点や売りたい商品しか載っていません。
続きは、また少しずつ掲載していきます。長い記事へのお付きあいありがとうございました。
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